アーク接合の利点
・耐環境性、鉛フリーの接合が可能・ポリエステル系の融着皮膜です。
・微小部分の接合が可能
・フラックス不用、半田カスの発生がないので洗浄工程不用
・局部の接合から、周囲への加熱の不安解消
・接合時間の短縮
・細線の接合の半田細り解消
・半田槽の加熱によるエネルギーコストの大幅な削減
溶接するまでの過程
コイル端末の溶接例(図1)
1. 図のようなコイルを位置決めし、溶接部より離れた端子の一端にアースを接続します。
2. 端子先端部にアークを発生させ、瞬時に溶かします。
3. 溶けた端子が球になって、下がる過程でカラゲ処理された線材を包み込みます。その時に発生する熱により線材の皮膜を燃焼させ、一体化します(下図I)。溶接部の内部の状態は、融けた端子の球の中に線材の形跡がはっきりと見られます(下図II)。
4. 溶接時間は、端子形状、線径等により異なりますが、一般的な端末処理の場合、約0.1秒以下と、ボビン樹脂部への熱影響も少なくなります。
電子顕微鏡写真(全体像)Ⅰ 電子顕微鏡写真(断面図)Ⅱ
マイクロアーク精密接合用電線の概要
| 耐熱グレード | 品 種 | 特 徴 | 温度指数 | 製造範囲(mm) | |
|---|---|---|---|---|---|
| 2種 | 3種 | ||||
| B種 | UEARC | 耐湿熱性 耐軟化点 |
130 | 0.02 - 0.20 | 0.02 - 0.20 |
| F種 | SF.BARC | 耐スチレンモノマー性 耐油性 |
155 | ||
| F種 | SF.FLARC | 耐湿熱性 耐熱性 |
155 | ||
| H種 | SFEIARC | 耐モールド性 | 180 | ||
評価サイズ: 0.10mm#2ワイヤ0.5mm幅燐青銅端子テストによる接合部拡大写真です。
UEARC SF.BARC SF.FLARC SF.FLARC SFEIARC










