一般的注意事項

(1)品種の確認について
保管・管理・その他の事情による万一の誤用をさけるため、必ずご使用前にはマグネットワイヤの種類サイズ等確認してください。

(2)運搬中のキズについて
マグネットワイヤは、薄い皮膜により絶縁性を保証していますので、外部から鋭利な金属類を当てますと皮膜が損傷いたします。運搬中または保管中の取扱いには充分注意が必要です。

(3)保管について
マグネットワイヤは、金属粉を含む塵埃・高湿度直射日光をさけるような方法で保管してください。

コイル巻線時の注意事項

(1)巻線時のキズについて
マグネットワイヤは、非常に薄い皮膜でできており、金属類のエッジでこすられると皮膜が削られることがあります。巻線行程中、線が接触する部分は必ず点検してください。

(2)巻線張力について
マグネットワイヤをコイル巻する際は、性能が低下しないようマグネットワイヤにかかる張力は極力小さくなるようにして下さい。「マグネットワイヤの巻線時における安全テンション目安表」をご参照ください。

(3)ワニス処理について
ワニス処理の前に予備加熱を行い、充分に絶縁皮膜の内部ひずみを除去した後、次行程へ進めてください。

一般マグネットワイヤ(A~B種)   100~130℃×15~60分
耐熱マグネットワイヤ(F種以上)   150℃×15~60分

(4)端末剥離
マグネットワイヤの皮膜を剥離する方法には

■絶縁皮膜を焼く方法
■剥離機で機械的に除去する方法
■薬品(剥離剤)で化学的に除去する方法

以上三つがあります。製造工程に最も適した方法をお選び下さい。尚、機械的に除去する場合は極端に導体へキズつけないように注意して下さい。又、薬品(剥離剤)で除去する場合は、剥離部以外の部分に付着しないようにすると共に、皮膜除去後きれいに拭き取ってください。細線などでは、腐食断線の原因ともなりますのでとくにご注意してください。

商品に関するご質問など、お気軽にお問い合わせ下さい